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「ディズニー謎解きプログラム2015」が超難しかった話

ディズニーランド

どうも!

 

僕は以前、ディズニーランドを貸し切りにして行われる「ディズニー謎解きプログラム2015」という謎解きショーイベントに参加したことがあります。

実はこの謎解きイベント、ディズニーのイベントだと思って油断していたらヤバいです。僕たちの予想や経験則を遥かに上回る難易度とクオリティーで、完膚なきまでに打ちのめされてしまいました(;^_^A

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ディズニー謎解きプログラムとは

ディズニー謎解きプログラムは、毎年1月~2月頃に開催されている謎解きイベントです。東京ディズニーリゾート内で行われ、2014年と2015年はディズニーランド内を貸し切りにして行われ、2016年はディズニーアンバサダーホテル内の宴会場で行われました。

 

参加するには事前申込が必要です。開催年毎に先着順であったり抽選だったりしますし、募集人数も違います。

 

謎解きパートは1時間の制限時間制です。謎解きの始めと終わりには、説明と解説を含んだ「キャラクターショー」があります。これがディズニーファンとしてはすごく嬉しいですよね。

 

ちなみに、ディズニーリゾートでは事前申込が無くても参加できる全員参加可能な謎解きプログラムも行われています。そのため、気軽に参加したい方は、当日にキットを買って、この謎解きプログラムに参加しましょう。

 

問題の質や演出が本当に素晴らしいイベントです。ディズニーリゾートの特徴を活かした、様々な難易度の謎解きイベントが用意されているので、皆さんも参加してみてください。

 

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謎解きプログラム2015の伝説

このように、定期的に謎解きイベントが行われているディズニーリゾートですが、2015年だけは少し様子が違いました。前年(2014年)の謎解きプログラムが、難易度そこそこで楽しめる内容だったために、参加したディズニーファンも驚きを隠せなかったと思います。

 

とんでもなく難易度が高かったのです。

 

イベント終了後、

「すごく楽しかったけど、それ以上にメチャクチャ難しかった」

「まさかディズニーの謎解きが解けないとは(泣)」

と言った感想が各SNSで溢れていたほどです。

 

もちろん、僕も現地で衝撃を受けた人間の一人でした。

そこで、この謎解きイベントがなぜここまで伝説化されているのか、私が実際に現地で体験した内容を説明したいと思います。

 

キャストさんのルール説明が怪しすぎる

難しめの謎解きイベントだとよくあることですが、ルール説明に謎解きのヒントが込められていることがあります。チュートリアルの段階で、既に謎解きは始まっているわけです。

 

このイベントでも、何かしらの含みのある怪しい説明がされていました。

 

まず、キャストさんがルール説明の一番最初に一言告げます。

「これ以降、どんな小さな内容でも聞き逃さないでください」

 

僕は、この時点でただならぬ気配を感じ、心の中で『あ、これガチな奴だ』って悟りました。

 

その後も、配布された謎解きキットについて、

「この謎解きにおける辞書のようなものです」

 

このイベントの目的について、

「光の魔法を探し出し、正しい場所で唱えてください」

 

など、何だか遠回しな表現を使って面白おかしくルール説明は進行していきます。ディズニーのショー特有のオーバーな演技かと思いきや、後から大きな伏線になってきます。

そんなことはいざ知らず、僕ら挑戦者たちは笑いありワクワクありで、やる気に満ち溢れてルール説明を聞いているわけです。

 

貸し切りのディズニーランド全体を利用した謎解き

このイベントの最も大きな特徴の一つが、貸し切り状態のディズニーランド全体を使っていることです。イベントの挑戦者は1回につき1200人程度なので、パーク内の人口密度はめちゃくちゃ低いです。いつもと全く違う、人の少ないディズニーランドを見ることができます。

 

これがかなり壮大で感動しました。人気の少ない夜のシンデレラ城やビッグサンダーマウンテンは非常に神秘的ですし、カリブの海賊周辺は本当に海賊が潜んでそうですからね(笑)参加者も興奮しっぱなしなわけです。

 

ただ、ゆっくりは見てられませんよ。時間がないですから(笑)

走ることは当然禁止されていたので、早歩きでパーク内を探索します。最後の方はマジで時間との闘いでした。

 

ちなみに、謎解きを進めていく中で、全てのエリアに一度は足を踏み入れることになります。そのため、1月の夜の極寒のパークを丸一周歩き続ける体力が必要です。

また、ディズニーのアトラクション名や位置関係などを、頭に入れておかないと時間が足りなくなります。マップを見て調べている時間がもったいないシビアさです。

これらのことから、ディズニー好きかつ謎解き好きの方でないとクリアは難しい、かなりハードルの高い内容となっていました。

 

ディズニーの世界観を完璧に反映している

この謎解きには、様々なディズニー仕込みのギミックが待ち受けています。

私たちは見習い魔法使いとして「魔法の書」を渡され、そこに書かれている魔法を使って謎解きを進めていくのですが、その魔法が面白い。

 

魔法を唱えると「音楽が鳴る」「書かれている文字が消える」「ミッキー達に変身できる」と様々な効果があり、その魔法を関連するアトラクションの前にあるチェックポイントで使っていきます。

 

例えば、ミッキー達が暮らすトゥーンタウンは、夜はミッキー達しか入れない立ち入り禁止ゾーンとなっていて、入ろうとするとキャストさんに止められてしまいます。

 

でも、謎を解くカギがトゥーンタウンにあるので、何とかトゥーンタウンに入らないといけません。どうすればいいんでしょうか・・・。

 

『僕らがミッキー達になれればいいのに・・・あ!!』

 

そういうことです(笑)こんな感じで魔法を使って、様々な問題を解いていきます。

 

昨今、作品や施設とコラボしている謎解きイベントですが、その特徴を全く活かしきれていない物も多くあります。その点、このイベントはディズニーとパークの特徴を存分に生かした、非常にクオリティの高い謎解きだと感心してしまいました。

 

「謎解き」自体は難しくない

「皆さん、光の魔法を手に入れ、戻ってきてくださいね!」

とキャストさんが謎解き開始の合図を出してから、1時間が経ちました。

私が見た感じだと、ギリギリではありますが、大体60%くらいの挑戦者が最後の謎まで解くことができたはずです。

 

最後の謎が解けると、光の魔法が分かります。それをショーベースに戻り、そこで配られる魔法の紙に書いて提出し、願いを込めます。これで謎解きは全て完了です。

挑戦者たちはショーベースに戻り、「あそこが難しかった」「楽しかったね」「疲れたー」と言う感じで談笑しています。あとは、最後のショーを待つだけです。

 

でも、なんか引っかかるんですよね。

 

魔法の紙を提出するときに、キャストさんが・・・

「魔法の紙を提出すると、これ以降の回答の変更はできませんが、本当によろしいですか?」

 

何だか、ラスボス前のセーブできない宣言みたいですね(笑)

 

この一言が最後の慈悲であることを、僕を含む会場の方々は知る由もないわけで。

 

ギミックを隠すための巧妙なミスリードと伏線回収

そして、イベントの解説パートが始まり、キャストさんがミッキーと一緒に解説を行います。まだ多くの挑戦者の方が、「何だこんなもんか」とまずますの難易度だと感じていたことでしょう。

 

そして、一通りの解説が終わった後、キャストさんの「せーの」の合図に合わせ、挑戦者全員で光の魔法を叫びます。

すると・・・

 

しーーーーーーーーーーーーーーーーん

 

まさに、ドラクエさながらの

「何も起こらなかった」
「声がむなしく響いた」

の状態なわけです。おまけに明かりまで暗くなり、これでは「光の魔法」ではなく「闇の魔法」です。ミッキーも落胆して帰ろうとしてしまいます(笑)

何とかミッキーを説得し、気を取り直して、もう一度謎を考え直してみます。

 

そして、再開した解説の中で、最後まで謎を解いた多くの挑戦者が気付いていない新たなギミックがもう2つ判明するわけで。これが本当に秀逸なギミックなんです!

キャストさんがルール説明で話していた怪しいセリフの伏線を回収するもので、全ての人が認識していた事実なんです。しかし、凝り固まった先入観と常識、時間制限の焦り、見直しをしない慢心によって、ほぼすべての人が見落とし、勘違いしていたギミックだったわけです。

 

しかも、このギミックに気付かなくても、上述した間違いの回答に辿り着いてしまいます。いわゆる、ミスリードというものですね。普通はそれっぽい回答が出たら、そこで終わりにしちゃいますからね。

 

僕たちは、2つの最後のギミックの内、1つを完全に見落としていました。1つのギミックに気付いてミスリードを回避したとドヤ顔していたら、もう1つあったんです。慢心と先入観が招いた失敗ですね。ドヤ顔もただの赤っ恥で、最後はこんな顔してました→(; ゚Д゚)

 

正直、ギミックに気付かせるための伏線ギミックに気付かせない伏線が、ここまで多く混在した謎解きイベントは今でも出会ったことがありません。それでいて、それらのギミックに対する反論の余地がないんですよね。キャストさんは、全てのギミックをルールとして説明していたわけですからね。軽く人間不信になりましたよ(笑)

 

昨今の「とりあえず難易度の高いクイズを出しときゃ満足するだろ」的な出来合いの謎解きゲームにも学んでもらいたいと思いました。

 

難しすぎる、驚愕のクリア率

そんなこんなで、全ての謎が明らかになりました。参加者たちは、その難易度の高さに若干唖然としているわけですが、それは「クリア者の発表」で更に強いものになります。

 

キャストさん「それでは、全ての謎をクリアした方は立ち上がってくださーい」

 

席の最前列に座っていた方々が立ち上がります。

そうです、実はクリア者は解説ショーを最前列で見れるように、別枠で案内されていたのです。悔しい・・・(笑)

 

その数、およそ15人程度

約1000人の挑戦者がいて15人

驚愕のクリア率 1.5% (;^_^A

 

これが、この謎解きの難易度の高さを物語っています。どんなに難易度の高い理不尽な謎解きイベントでも、5%を切ることって少ないです。

それこそ謎解きレーベルとして有名な「SCRAP」さんなどが単独でやっている謎解き玄人好みのイベントであればまだ可能性がありますが、キャラクターコラボもので、このクリア率はマジで驚きでした。

 

ちなみに、このイベントは全部で10回行われました。

最終的な参加者は9280人、その内クリア者は176人だったそうです。

176人 / 9280人 = 最終的なクリア率 1.8% (笑)

 

なお、このイベントの初回に限っては、クリア者が2人しかいなかったらしいです(;^_^A

 

キャラクター勢揃い!感動のフィナーレ!

光の魔法が無事に分かったところで、参加者全員で唱えます!

 

すると、辺りはライトアップされ、光のしずくが降り注ぎます!

 

そして、ミニー、ドナルド、デイジー、グーフィー、プルート、チーデーなどなど、全12人のキャラクター達が出てきてショーが始まります!

 

クリア者はこのショーを最前列で観れるんですよね。しかも、キャラクター達が目の前まで来てハイタッチしてるし、最高のクリア特典と言えるのではないでしょうか(悔)

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総評

ディズニーファンであり、謎解きファンでもある僕としては、本当に最高の謎解きイベントでした。難易度もクオリティーもとてつもなく高いです。ディズニーならではの演出が活かされた巧妙なギミックと伏線が仕込まれており、非常に完成度の高いイベントでした。

 

今後のディズニー謎解きプログラムも大盛況になることは間違いありません。参加希望の方は、申込期間に出遅れないよう、随時ディズニーの公式サイトをチェックしてくださいね。

ちなみに、パークの方で行われる当日参加できる謎解きも結構難易度高いので、そちらも時間があったら挑戦してみてください!

 

では、また。